平成25年度の電験3種試験は罠?
ツイート先日、平成25年度第三種電気主任技術者試験の結果が発表されましたが、過去2年に比べてかなり合格率が上っておりましたね。
一応、今年度を含めた3年間の結果情報(合格率/合格点)は以下のようになってます。
【過去3年間の電験3種合格率】
年度 | 受験申込者 | 受験者 | 合格者 | 合格率 | 科目合格者 | 科目合格率 |
---|---|---|---|---|---|---|
平成23年度 | 67,844 | 48,864 | 2,674 | 5.50% | 13,245 | 27.10% |
平成24年度 | 68,484 | 49,452 | 2,895 | 5.90% | 14,741 | 29.80% |
平成25年度 | 69,128 | 49,575 | 4,311 | 8.70% | 12,381 | 25.00% |
【過去3年間の電験3種合格点】
年度 | 理論 | 電力 | 機械 | 法規 |
---|---|---|---|---|
平成23年度 | 52.44点 | 55.00点 | 55.00点 | 54.20点 |
平成24年度 | 55.00点 | 55.00点 | 50.56点 | 51.35点 |
平成25年度 | 57.73点 | 56.32点 | 54.57点 | 58.00点 |
この数字だけ見れば、完全に甘くなったように思えますね。
合格者数も過去にくらべて1.5倍近くも増えてますし、合格点についても多少上がったとは言えボーダーである60点以内となってましたので今年度に照準を絞っていた人だと結構合格した人も多いんじゃないでしょうかね?
まぁ、過去2年が難しすぎたのを元に戻したとも取れますが、この難易度がこのまま続くのかどうかについてはハッキリ言って分かりませんが、今までの傾向を考えると個人的には完全に『罠』だと思ってます。
というのも過去にも何度か甘くなった年があり、近いところで言えば管理人が受験勉強をしていた時にやった平成20年の試験問題なんかは、かなりの激甘設定だったように思えました。
ただし、こういう激甘設定は続いて2年程度であり、その後突如として難易度爆上がりという流れを過去に何度も繰り返しております。
なので、まぁ来年はまだこの難易度かもしれませんが、再来年は確実に俗にいう電験2.5種に戻るのでは?と勝手に予想しております。
今年、4科目制覇が出来ずに来年に科目合格でコンプリートを目指す方も多いと思いますが、今年の難易度はとりあえず忘れて来年は平成23、24年レベルが襲ってくると想定して勉強してくださいね。
※ここで余裕ブッこくと電験3種スパイラーと化します。。
ちなみに経験上の話となりますが、受験勉強の仕上げ段階では、通信講座などについている予想問題集とあわせて、電気書院やオーム社が出している予想問題集なんかをやり込んでおけば応用力も身につくので、難易度が爆上がりになった際も多少は太刀打ちできると思います。
実際に、1問か2問位ですが「これどっかで見たぞ!?」的な問題にも遭遇したので場数を踏めばなんとかなるもんだと実感しております。
ということで、来年度(か再来年度)は激ムズを想定してガンバってください!
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