通信講座のメリット/デメリット
ツイート電験3種の通信講座に関しては、受講することによって十分なメリットもありますが、人によってはデメリットに感じてしまうことがあります。
これから通信講座を始める前に、まずメリット/デメリットをしっかりと把握して質の高い学習が行えるようにしてください。
メリット
試験対策のプロが考えたカリキュラムに沿って学習が可能
完全な独学で受験対策をする場合は、色々と自分で準備が必要であり、
自分の学力の把握
受験対策を行うための参考書と問題集の調査と購入
試験当日までの学習計画を立てる
と、最低限こんな感じで勉強を始める前にやっておかないといけません。
また、そのご自身で準備した受験計画が本当にあってるかどうかについては
ある程度時間が経たないと正直わかりません。
その点、通信講座の場合は電験3種の試験対策のプロが考えた試験によく出る問題を中心に作成されたテキストと、それをこなすためのカリキュラムに沿って学習を行うことが出来ますので、電験3種の受験に必要な学力を身に着けることが可能となります。
充実したサポート体制
独学で電験3種の受験勉強をしていると、必ずわからないところが大量に出てきます。
まぁ当然、このわからないところは自分自身で調べていかないといけないのですが、
わからないところづくしになってしまうと、それだけで貴重な時間も取られてしまいますし、受験勉強に対するモチベーションの低下にも つながってしまいます。
※途中で挫折される方の多くはこのケースにあてはまります。
その点、ほとんどの通信講座では、学習を進める中での不明点や疑問点を解決してくれる窓口として、電話/メール/FAXでのサポートサービスを行っておりますので、このサービスをフル活用すればわからないところを悩み続けることもなくなりますので、モチベーションを下げることなく学習することが出来ます。
ただし、注意しておく点として、通信講座毎でそのサポートの種類/方法が様々ですので、通信講座のホームページや無料の資料請求で必ず確認してください。
自分のペースで学習できる
電験3種の試験対策として通学制の講座で行われている方もおられますが、通学制の場合だとどうしても自分のペースに合わせて学習を進めるというのが難しくなってきます。
特に電験3種の取得を目指される方の多くは、働きながら試験対策をされると思いますので、仕事の関係で学習計画が変わってしまうことなんてしょっちゅう発生します。
通信講座であれば、基本的に自宅で学習を行うスタイルとなってますので、学習計画の変更をせざるを得ない場合でも柔軟に対応することが出来ます。
デメリット
わからないところがすぐに確認出来ない
メリットに書かしていただいたサポートサービスについてですが、
モノによっては回答をしてもらうまでに多少時間が掛かる場合があります。
※メールやFAXのみのサポートが該当しますね。
人間誰しも、今わからないことは今知りたいというのが本音としてありますが
このサポートサービスだけに頼ってしまうとどうしてもタイムラグが発生してしまいます。
そういった点をカバーするために管理人が行っていた対策をご紹介しておきます。
わからないところが出てきた場合
参考書で調べる
勉強をする際は通信講座のテキストとは別の参考書を必ず横に置いて、
不明点が出てきた場合は、まずその参考書で軽く調べるようにしてました。
大体がこのパターンで解決しますので、テキストのみで勉強をされている方は
是非、調査用の参考書も買ってみてください。
ちなみに、調べもの用に使う参考書としては、
電気書院の「電験第3種ニューこれだけシリーズ」や
オーム社の「完全マスター シリーズ」※通称”完マス”がオススメです。
いずれも試験対策用の参考書として評価が高く、
どの項目に関しても詳細に書いてますので、かなり重宝します。
※管理人は「これだけシリーズ」を買って使っておりました。
おもいきって”捨てる”
まぁ、サポートサービスの回答が返ってくる間は、その部分を飛ばして次に進んでおけばよいですが、何度確認してもわからないところもあったりもします。。。
で、ここで突き詰めて理解する努力をするのもアリですが、わからないところが試験としての重要度としてそれほど高くない場合は、”捨てる”という選択肢もアリです。
というのも、電験3種の試験には100点は必要ではなく60点取れる力があれば合格出来ます。
なので、出題頻度の低い部分の不明点に関しては、おもいきって捨ててしまい、逆に出題頻度の高いところの理解を深めたほうがかなり効果的です。
※合格者の多くはこの”捨てる”ところを意識しながらやっているのも事実。
ただ、注意が必要なのは捨てたことをちゃんと覚えておくことです。
自分はどこが得意でどこがダメなのかを把握しておくことで、後に弱点補強をする際に効率よく行うことが出来ます。
途中でついていけなくなる人が多い
「絶対に失敗する人の3つの特徴」の記事(特徴その1)でもご紹介しておりますが、電験3種に関しては、誰でも通信講座を受けさえすれば合格できるといった資格試験ではありません。
通信講座を受講して途中でついていけなくなる人の多くは、受験勉強を始めるための下地の部分がおろそかになっている、もしくは全くない状態でやられております。
電験3種の受験勉強を始めるための下地というのは、ズバリ”数学の知識と理解”になってきます。
稀に、”数学の知識と理解”がゼロ状態で通信講座を受けて合格される方もおられますが、ほとんどの方はこのゼロ状態で通信講座を受講した場合、必ずと言っていいほど失敗に終わってしまいます。
なので、途中でついていけなくなることがないようにキッチリ数学の下地を作っておきましょう!
で、何からどうやってやればいいの?
という方のために 「文系男子の知識ゼロからの受験対策」の記事で数学の基礎を築く方法をご紹介してますので、是非ご覧ください。
書籍で独学で勉強するよりも費用がかかる
書籍オンリーで独学で電験3種の受験対策を行う場合は、多く見積もっても3万円以内で収まるかと思います。
受験生の多くの方は独学で対策を行われており、実際に合格されている方もおられます。
ただし、現実としては試験の合格率5%が物語っている通り、95%の方が不合格となっております。
その不合格者の多くの方が独学で受験対策をされていたと考えると、いかに自身で計画を練って受験対策をするのが難しいかが分かります。
通信講座の場合だとそれ相当の費用が掛かってしまいますが、メリットにも挙げさせていただいているとおり、合格するための準備が整っておりますので、独学と比べて極限までリスクを減らすことが出来ます。
【通信講座のメリット】
試験対策のプロが選定した重要度の高い問題を中心に学習が行える
試験対策用のカリキュラムに沿って学習すれば合格への道が開ける
サポートサービスを有効活用することにより効率よく学習が進められる
また、不合格になった場合、試験が年1回しかない為、さらに最低1年間を電験3種の学習に費やすことになります。
※ぶっちゃけ、同じ勉強をもう1年行うというだけでテンション下がります。。。
それでも構わないという方は、全然独学で受験対策をしていただければいいと思いますが、
遠回りせずに合格実績のある受験対策を行いたい方は通信講座をオススメします。
まとめ
電験3種の通信講座に関するメリット/デメリットを説明させて頂きましたが
特にデメリットに挙げさせていただいた内容については、ご自身でいくらでも補うことが出来ます。
電験3種の合格に近道はありませんが、遠回りしてしまうことはザラにありますので、
そうならない為にも、合格までのレールが敷かれている通信講座はオススメだと言えます。
令和元年度に確実に仕留めたい方はコチラ!
SATの「電験3種パーフェクト講座」は、電験3種の資格取得のプロによる映像講義、試験によく出る問題に焦点を当てて構成されたフルカラーテキストでカリキュラムが組まれているため、非常に効率よく学習を行うことが出来ます。
また、講義についてはWeb視聴も可能なため、通勤途中のスキマ時間などをフル活用することも可能です。
なお、購入から30日以内であれば全額返金保証もついてますので、一度教材を試してから判断することも出来るので安心です。
- 数学の初歩から学べるカリキュラムなので初学者でも安心
- メイン教材はフルカラーテキストなので視認性はバツグン
- 質問サポートはメールで回数無制限で可能
- 教育訓練給付制度の指定講座だから利用できる方は受講料の20%が還元
詳しくは講座パンフレットにてご確認頂きたいのですが、公式サイトより資料請求するとサンプルテキスト、講義DVDが無料でもらえるので、まずはこちらで教材を手に取ってじっくりと確かめてみましょう!