管理人が電験3種の試験前日にやっていたアホな分析
ツイート
試験前日。
それは長きにわたり受験勉強をした結果の集大成とも言える日。
ギリギリまで弱点補強をガッツリ行う方や、または逆に頭を整理するという意味でサラッと公式などに目を通す方などさまざまです。
管理人の場合は、どちらかと言えば後者のサラッと派寄りだと思うんですが、電験3種の試験が近づくにつれ本当に受かるかどうかの不安が大きくなっておりました。
「6割取れたら確実に受かる!」
「得意分野で確実に点を取る学習をすれば間違いナシ!」
という話、キャッチフレーズは受験期間中イヤというほど刷り込まれていたし、またそれを実践していたが、管理人はメンタル最弱の部類に属する人間である。
そう。何かにすがりたかった。
試験で6割取れば、っていうことは4割は捨てることになる。
わからない問題の解答をその場のひらめきでマークするというのにかなり抵抗があった。
※まぁ、わからない問題をなくすようにすればいいだけだが、、
この4割の解答に対しても自分の納得のいく選び方をしたい。
という思いが試験前日にMAXを迎えてしまい、公式をサラッと見ることそっちのけで以下のようなモノを作ってしまった。
これ、なんだがおわかりいただけますでしょうか?
前フリの説明と表の内容を見てピンときた人も多いと思いますが、
これ過去9年間の電験3種の各科目のA問題、B問題の解答(1〜5)の数をカウントした分析資料です。
試験前日に電気書院の過去問題集の解答を抜き出しまくり、これを作り上げたわけです。
確か3,4時間くらいはかかってたと思います。
※余裕で過去問2科目分くらいは出来る時間ですね。。
貴重な追い込み勉強の時間を失う代わりに、管理人はわからない問題に対して自分自身が納得のいく解答の導き方を手に入れました。
言うなれば、『統計学にもとづいた運任せな解答方法』を自らの手で生み出しました!
で、この分析データの使い方についてですが、基本的には9年分を集約した「平均」の部分に着目して頂きたいです。
1〜5の解答項目のうち選択肢として多かった上位1〜2位までを赤字で表記しており、試験中に全く分からない問題が出てきた際はこの解答数の多い選択肢を選ぶようにすれば適当にマークするのに比べ、統計にもとづいてマークしたという理由付けが出来ます。
そう、適当さの中にもそれなりの理由を求めていたのです!
また、各年度ごとのデータを見て頂きたいのですが、各科目のA問題で解答に偏りがあるにしても多くて5問、大体が3〜4問くらいとなっております。
B問題に関しては、大体3問程度の偏りになります。
(平成18年度の理論B問題で(3)の解答が5個とかありますが、これはほぼ事故レベルの偏りと判断するべきでしょう・・・)
この偏りの上限値が何を意味するかと言いますと、答えがわからない問題に対して解答頻度の高い番号を片っ端からマークするという方法もアリなんですが、解答数の上限値を目安にマークしていけばより精度の高い運任せな解答が出来るのでは?と考えております。
※もう完全に自分勝手な解釈になっております(爆
試験中で実際にありそうなケースで解説
実際にあり得ると思われる例を交えて分からない問題に対する対処の仕方を見ていきましょう。
早速ですが、理論科目で以下のようなシュチエーションがあったと仮定します。
確度レベルで分けると大体、上に挙げる3つに分類できるかと思います。
また、上で紹介した分析データの理論のところだけを切り出すと以下のような数値となっております。
この2つの情報をもとに以下のような見解を得ることが出来ます。
- 解答(3)は平均2.78個であり、既に2個、ないし3個該当する解答があるので、選択肢から外す。
- 解答(1)は平均2個であり、既に1個確実なモノがある為、選択肢から外す。
- 解答(4)は平均3個を超えており、現時点の解答が自信が無い解答込みで1個なので選択肢として考える。
- 解答(2)は平均3個を超えており、現時点の解答が自信あり1個、自信なし1個なので選択肢として考える。
- 解答(5)は平均2.78個であり、現時点の解答が自信あり1個の状態。(2),(4)よりは優先度を下げて選択肢として考える。
ようするに、解答(1)、(3)は除外し、解答(2)、(4)を優先でマーク、バランスを見て(5)も使う、といった感じで根拠付けすることが出来ます。
また、自信がないケースでよくあるのが文章の意味が合っているモノ、間違っているモノを1つ選ぶ問題の時が多いと思います。
2択、ないし3択までは絞ることが出来ると思いますが、結局その中で迷ってしまい運任せの解答を余儀なくされると思いますが、その迷ってる解答のうち上記で使わないとした(1)、(3)があればそれらを除外して選択すれば効率のよい運任せが可能になります。
とまぁ、色々な条件を踏まえた上で解答例を埋めてみると以下のような感じになります。
基本的には、対象にすると決めた解答については、平均個数よりも多めに付けるようにし対応するのがよいかと思います。
なお、バランスを考えて(5)に1個付けておりますが、運任せ解答に(5)を含めずに解答(2)、(4)のどちらかに1つ足してもよいかと思います。
まとめ
電験3種関連の書籍やWEBサイトなどで、本記事のようなブラックな試験対策を書いてる記事はおそらくないと思います。
※なんの確証もないため当然と言えば当然ですが・・・
実際に管理人はこの方式にもとづいて運任せ解答をし、試験終了時点の理論、機械の出来栄えが5割位ではありましたが2,3問はまぐれ正解になりなんとかボーダーを超えることが出来ました^^
ただ、いきなり最初からこの分析情報をあてにするのではなく、基本的にはこんな方法を使う機会をいかに減らすか、すなわち確実に加点できる問題を増やす努力が最優先でやるべきことだと言えます。
独学でするなり、通信講座のカリキュラムに沿って受験勉強を進めるなりさまざまですが、まずは時間をかけてホワイトな試験対策をおこなってくださいね。
やるべきことは全てやった。でもやっぱりちょっぴり不安。。。
といった方がおられたらこの『統計学にもとづいた運任せな解答方法』を取り入れてみてください!
(補足)
統計を取ったのが平成23年度までの試験結果情報となっておりますので、時間があれば平成25年度の電験3種試験結果を含めた最新版を更新する予定です。
令和元年度に確実に仕留めたい方はコチラ!
SATの「電験3種パーフェクト講座」は、電験3種の資格取得のプロによる映像講義、試験によく出る問題に焦点を当てて構成されたフルカラーテキストでカリキュラムが組まれているため、非常に効率よく学習を行うことが出来ます。
また、講義についてはWeb視聴も可能なため、通勤途中のスキマ時間などをフル活用することも可能です。
なお、購入から30日以内であれば全額返金保証もついてますので、一度教材を試してから判断することも出来るので安心です。
- 数学の初歩から学べるカリキュラムなので初学者でも安心
- メイン教材はフルカラーテキストなので視認性はバツグン
- 質問サポートはメールで回数無制限で可能
- 教育訓練給付制度の指定講座だから利用できる方は受講料の20%が還元
詳しくは講座パンフレットにてご確認頂きたいのですが、公式サイトより資料請求するとサンプルテキスト、講義DVDが無料でもらえるので、まずはこちらで教材を手に取ってじっくりと確かめてみましょう!